26インチのなんちゃってマウンテンバイクから700cホイール化を果たした自転車は現在も現役で活躍中です。
このなんちゃってロードバイクのリアブレーキとして、当初GIANTのESCAPE_R3の純正Vブレーキを中古パーツで使ってきましたが何分古いフレームなもので部品だけでも新しいもので揃えたいと思い更新することにしました。
ドロップハンドルとVブレーキの関係
もとがカンチブレーキという今どき聞いたことが無いようなブレーキを使っていた自転車ですが、ブレーキの台座はVブレーキにそのまま使用できるもので、そこに700cトランスファーを介してVブレーキを使えています。
ドロップハンドル用のブレーキレバー(STIとか)で引けるVブレーキとなると小さめのものになり使えるモノ自体がある程度限定されてきます。
そして走行時の安全を考えれば引けるという情報も自分で検証するのでなければ決して鵜呑みにはできません。
そんなことから現在使用しているリアブレーキのレバーはVブレーキでも引けると言われるDIA-COMPE287というブレーキレバーですが、ここはレバーの特性のみに頼らずしっかりとショートタイプのブレーキを選んでおきたいものです。
準備したのはテクトロMINI_Vブレーキ
今回新しく準備したのは、TEKTROの926AL_BR-TK-221というミニVブレーキです。
これはネットで写真を見ても納得できるアームの短さです。
取り外したエスケープR3の純正ブレーキ
こちらが、GIANTのクロスバイクESCAPEから外したVブレーキです。普通のものよりアームが短いので使えてましたが、新しい926AL_BR-TK-221のほうが僅かに短いようです。
R3のVブレーキもTEKTRO
ESCAPEファンの方ならご存知かもしれませんが、この標準採用だったブレーキもTEKTROのものです。
マメに手入れはしないのでサビが出てました。
新しいMINI_Vブレーキ装着後の使用感
この新しいブレーキにしてから、すぐに長距離サイクリングに出かけましたが引きしろや必要なクリアランスの調整を行った程度でトラブルはありませんでした。
制動力も期待通りでシューが新しいためか今までより調子良く感じます。
できればミニVを頼って左側もSTIレバーを試してみたい気持ちもうっすらとありますが、この自転車ではフロントディレイラーの選定から難しい課題に当たりそうで躊躇してしまいます。
今の状態でも自転車のレストアとしては上出来と自分では思っているので、しばらくはこのままのスタイルで乗る楽しさも満喫するつもりです。