カンパニョーロ(Campagnolo)のホイールにSHIMANOフリーの組合せ

シマノフリーが付いたカムシンホイール

MTBルック車と呼ばれていた自転車を700c化しロードバイク仕様に仕上げるために選んだホイールはシマノ製フリーハブが組み込まれたカンパニョーロのホイールでした。

価格が手ごろで初心者向けだったカムシン

選んだホイールはカンパニョーロのカムシンです。

おそらくベテランの自転車乗りからすると、まんま初心者用の重いホイールということになるでしょう。購入前から情報を探ってみた感じでも鉄下駄なんて表現している方がいらっしゃたのを覚えています。

ただ、その初級者向けがどの程度のスペックかというと、同じく検討していたシマノのR500と同等程度とのこと。

シマノのチェーンリングが付いたカンパニョーロカムシン

シマノパーツが使えるカムシン

カムシン左側

自転車パーツのことなど詳しくない私にとって、あまり聞かないブランドでしかもイタリアのメーカーなんだとか聞くと興味が湧きますし、初心者目線でもカムシンが組み込まれた自転車というのを目にしたことがないのでR500と差別化をはかるために採用を決定したという経過があります。

購入にあたっての不安

バンドにCampagnoloの文字

リムの内側のバンドにCampagnoloの文字

カムシンを購入したのは今ではおなじみの自転車用品販売サイトのWiggleからでした。

当時から、英語の分からない自分でもなんとか購入可能な販売ページだったのを覚えています。初めてペイパルをつかって海外サイトから買い物をしたのがこのときです。

購入にあたって、本当にシマノのスプロケットが使えるのか不安でしたが、そのへんは何度も商品名と説明を読み直したのを覚えています(たしか英語だったような)。

想定された最悪のケースは、イタリアメーカーではあるが格安ホイールを使いたいがためにコンポまですべてカンパに揃えなおすことです。

こうなってしまうと、フレームが完全にロードバイクでなければ使えなくなることも考えられます。

実際に家に届いたときに、シマノのパーツがピタリと適合するのを確認できたときはホッとしました。

意外に快適なカンパのラチェット音

自転車をフレームから組み立てる作業は、このとき初めてでしたので最終的にタイヤとホイールを付けて自転車が完成するまで数日かかっています。

完成後に屋外に持ち出し、試走をしたときに初めて聞いたカンパニョーロのラチェット音が想像以上に快適でニヤリとしたのを覚えています。

ネットでは乗っていて「うるさい」とか爆音だとかの評判を見かけたのですが、当時はカムシンの使用レビューなどの情報が少なく自分が実際に使うまではどんなものかと思っていました。

自分にとってうるさく感じることはなかったラチェット音でしたが、面白がって乗り続けていくうちに同じカンパニョーロのホイールとすれ違うときに、どこか親近感を覚えるようになりそんなことが、自転車に乗る楽しさを倍増させてくれたのは確かです。

ETRTO 622x15cの表示

18mm ETRTO 622x15c

double wall rimsの表示

only for double wall rims

ここ最近は、走りに出る機会が少なくなっていたカムシン装着の自転車ですが、走行距離以外に経年によるベアリングの劣化やリムの歪みなどが気になり振れ取りなどのメンテナンスなり買い替えなどが必要になってきているのかと感じます。

今でも同じ仕様のシマノフリーのカムシンがあるのかどうかわかりませんが、できれば同じ組み合わせのホイールを使い続けたいと思っています。